キャッシング情報これが1番

利息制限法に定める上限金利は超えるもんの、出資法に定める上限金利にゃぁ満たん金利のことを「グレーゾーン金利」っちゅうことじゃ。

利息制限法によると、利息の契約は、利息制限法で定められた利率を超える部分は無効とされとる。

キャッシング業者は、利息制限法を無視してから、出資法に定める上限金利内で商売を行っとる。こりゃぁ出資法（上限年利29.2%）が適用される「みなし弁済規定」っちゅうもんがあるためじゃ、キャッシング業者はこれをある意味悪用しとる。多重債務者が増えとる原因の一つじゃ。

自民党金融調査会の小委員会は、2006年7月、出資法の上限じゃ年29・2％までの「グレーゾーン金利」を廃止し、上限金利を利息制限法で定めた金利に一本化する基本方針を決定したんじゃ。

ほぃじゃが「急激に金利を下げりゃぁ、キャッシング業者の審査が厳しゅうなり、利用者はヤミ金融に流れかねない」やら様々な意見があり、上限金利を利息制限法で定めた金利に一本化することに対してから、自民党金融調査会の小委員会じゃぁ、規制強化への慎重論が相次いでうじゃ。

2007年度中にゃぁ決着すると見られる利息制限法のグレーゾーン金利問題。多重債務者を作らん社会づくりを目指すにゃぁ、キャッシング業者側の自主規制やら、国とキャッシング業者が一体となって動かにゃぁ、解決の糸口は見えん。キャッシング業者も多重債務者の問題に真剣に取り組まんにゃぁ、最後は自分で自分の首を絞めることになるんじゃぁなかろうか。